漢方は中国伝統医学を源として、日本で独自に発展してきた医学で、その特徴は、病気だけに注目をする治療ではなく、全身をトータルに観て心と体の調和をはかり病を癒していきます。
患者の体質や性格、また生活習慣などの個体差(個性)を尊重した診断・治療が行われます。
たとえば痛みの治療では、急性期で炎症が強い状態の時は熱(炎症)を取り除く体を冷やす薬を使いますが、慢性的に痛みが続いている弱い炎症と冷えが両方有る場合には体を温める薬を使います。
一般的に痛み止めとして使われる消炎鎮痛剤は熱を下げる薬ですので、炎症が強い痛みには良く効きますが、冷えが有る痛みでは充分な効果が得られなかったり、副作用が出昜くなったりします。
また漢方では、現代医学では病気ではないと言われる場合でも、症状が有れば診断が有り、診断が決まれば必ず何かしらの治療が有るというのも大きな特徴です。
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