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2023.10.13

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肩こり・膝の痛み

■肩の痛み

もともと人間の体は肩こりを招きやすい造りになっています。しかしそれに加えて生活環境も肩こりの要因であるといわれています。

 

 

便利な日用品やビジネスツール・交通機関が発達し体をあまり動かさず同じ筋肉ばかり使う生活になりました。全身を動かす機会が減っており一見すると大変楽で快適そうですが、運動が減り一定の姿勢を保つ時間が増えるほど同じ筋肉に同じ負担をかけ続けることになり、結果としてコリや痛みが出現しやすくなります。

また、現代社会ではストレスがかかることも多く、ストレスも肩こりの一因です。

自律神経は交感神経と副交感神経とに分けられ、この2つがバランスよく働くことで健康が維持されていますが、ストレスが強まると交感神経が過度に反応する為、肩や首周りの血管が収縮し、血行不良を起こし肩こりを引き起こしてしまいます。

筋肉の緊張が続くと筋肉を形作っている筋線維が張り詰めて、中の血管が圧迫され血液の流れが悪くなります。

血流が悪くなると筋肉活動に必要な酸素が十分に供給されなくなり、老廃物質が作られ、蓄積します。

蓄積された老廃物は、緊張状態にある筋肉や末梢神経を刺激し、刺激は大脳に伝達されて痛みとして認識されるのです。大脳が痛みを認識すると神経が興奮するため、ますます筋肉や血管は収縮します。この悪循環が繰り返されると慢性的な肩こりとなるのです。

ストレッチやマッサージをして肩こりを予防しましょう。

 

 

■膝の痛み

膝の痛みで最も多いのが「変形性膝関節症」です。

変形性膝関節症は、加齢による関節軟骨の硬化や摩耗の他、体質的に軟骨が弱いこと、膝を支える筋肉や人体の低下、またスポーツや仕事による膝の酷使や骨折などの外傷に伴う膝関節の障害が考えられます。

主な症状には、立ち上がった時あるいは歩行開始時の痛み、階段昇降時の痛みなどがあげられます。

これらの痛みは、関節軟骨が少しずつ削れ、この削り落ちた関節軟骨のかけらが滑膜と呼ばれる関節を覆う膜組織を刺激することにより炎症を起こすことで現れます。

変形性膝関節症は、ある程度共通した傾向がみられます。女性は閉経後ホルモンバランスの変化により肥満になりやすくなり、体重増加により膝への負担が大きくなります。

また、O脚の人は内側の軟骨がすり減りやすく、そうした重心の偏りも変形性膝関節症へと繋がります。

 

 

■膝のストレッチ

運動不測の生活を続けていると、膝周りの筋力が低下して膝関節に過度の負担がかかります。膝周りの筋肉を伸ばして鍛えるストレッチでひざ痛を予防しましょう。