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2024.01.15

健康のおはなし

その正月太り リセットしませんせんか?

クリスマスや忘年会、新年の祝いが終わり、日常が戻ってくると、多くの方が気づく
のが“正月太り”ではないでしょうか?美味しい食事と楽しい時を過ごすことが多く、
体重の増加は避けられないと諦めていませんか?
これを読めば大丈夫!!きっと何とかなります!...

 

〇正月太りの原因

食事の機会が多く、また普段食べない特別な料理を食べる機会が多いのでついつい食べ過ぎてしまいますが、太る原因はそれぞれだけではありません。

 

 

・生活リズムの崩れ

飲み会や夜更かしで寝るのも起きるのも遅くなり、また寒くて家の中でダラダラと過ごしてしまったりと生活リズムが崩れると、太りやすい体質になってしまいます。

 

 

・運動不足

お正月には飲食の機会が増え、体を動かすことが減るため摂取カロリーが消費エネルギーを上回り、太りやすくなります。冬の寒さと日照時間の短さも外出を減らし、運動量の減少を招きます。さらに、低温は血行を悪くしエネルギー消費の低下を引き起こします。

 

 

〇正月太りのリセット法

 

 

・白湯でリセット

朝起きて白湯を一杯飲むと内臓が温まり血流が改善基礎代謝が上がり痩せやすい体に。老廃物の排出も促され、肌荒れやニキビ予防にも効果的です。40℃~50℃の白湯を大きめのカップでゆっくり飲んで下さい

 

 

・生活習慣

お正月の飲食や生活の乱れによる体重増加は、脂肪の増加に加え浮腫みもあります。これらは早いうちに通常の食生活、睡眠、運動習慣に戻せば短期間で体重は元に戻ります。無理なダイエットはストレスや体調不良の原因になるため、普段の生活リズムを取り戻すことが大切です。

 

 

・むくみ解消に野菜の摂取

浮腫み解消には、体内の余分な水分や塩分を排出し、血行を促進する食べ物が効果的です。カリウムが豊富なバナナやトマトはナトリウムの排出を助け、浮腫みを軽減します。水分が多く利尿作用のあるきゅうりもおすすめです。パセリやアスパラガスは利尿作用に加え、ミネラルも豊富です。これ等の食品をバランスよく摂ると良いでしょう。

 

 

・漢方薬でリセット

漢方薬では正月太りへの対策として、浮腫みの解消に「防己黄耆湯」などの利水薬を、冷えによる代謝の低下には「温経湯」などの活血薬や「人参湯」などの温裏薬を使用したりします。
漢方薬は体の変調に対して薬が決まりますので、肥満を解消するというよりは年末年始の生活で崩れた体のバランスを改善し、結果として体重増加を解消するというものになります。