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2024.03.14

健康のおはなし

肩こりと疲労の関係って??

疲労と肩こりは互いに影響を及ぼします。疲れが筋肉の緊張を引き起こし肩こりを招き、肩こりは更なる疲労や睡眠の質の低下につながります。また、ストレスはこれらの症状を悪化させ、特に肩や首を硬くします。

 

肩こりと疲労の原因

 

・姿勢の悪さ

長時間同じ姿勢でいること。特にデスクワークやスマートフォンの使用で前かがみになることは、頭の重さをもっとも受けやすく同じ姿勢をとりながら指を動かす作業は、肩周辺の筋肉を常に緊張させ続けるため肩こりと疲労の原因になります。

・ストレス

精神的ストレスでの疲労・肩こりは特に女性で増えています。精神的ストレスは筋肉の緊張を引き起こすため肩こりや疲労感を悪化させます

・寒さ

冬は運動不足になったり寒さで縮こまった体勢をとりがちです。そのことで血液の流れが悪くなってしまうため、意識して首や肩に筋肉をほぐしてあげましょう。

・目の疲労

デスクワークやスマートフォンなどの長時間画面を見続けることで目が疲れると、無意識のうちに目を凝らすため顔や首の筋肉が緊張します。この緊張は肩周辺にも影響を及ぼし、肩こりを引き起こすことがあります。

 

これらの原因により肩甲骨周辺の筋肉が緊張して血行不良になることで 酸素・栄養素の不足や老廃物質の蓄積などで肩こり、疲労感が起こります。

 

肩こり・疲労改善に有効な肩甲骨はがしとは??

 

肩甲骨周辺の筋肉の緊張を和らげ、血流改善、姿勢を正すことで体全体の疲労を減らしストレス解消にも効果があるストレッチです。定期的に行い、肩甲骨を正常な位置に戻すことで体の回復を促し、心身ともにリフレッシュさせる効果があります。

 

肩甲骨の動きをチェック!!

1.かかと、背中、腕を壁につけて立ちます

2.壁に腕をつけたまま肩の高さまで真っ直ぐに伸ばし、手のひらを下に  向けて肘を曲げずに保つ

この状態で、痛みを感じることなく無理なく腕を上げる

 

肩の水平ラインから上げた腕の角度が

・60度以上...肩甲骨に柔軟性が保たれている状態

・45度未満...肩甲骨周りの筋肉がガチガチになっている!

 

すぐにできる肩甲骨はがし

 

長時間のデスクワークや椅子に座っている時に出来る肩甲骨はがしエクササイズ

両手を肩に置きます。 肘は横に開きます。 肩甲骨を使って、肘を前後に動かします。 前には肩甲骨が開き、後ろには肩甲骨が閉じるようにします。この動きを10回程度繰り返します。

1.イスに座った状態で背筋を伸ばし、足は肩幅に開きます。

2.肩を耳に向けて上げ、後ろに大きく回し、下げます。

この動きを10回程度  繰り返し、次に逆の方向にも同様に行います。